農薬の危険性と人体への影響

農薬 危険性

農薬の危険性と人体への影響はどの程度なのか?
普段食べている食品に対して多くの人が気になっていることだと思います。

しかし農薬の危険性や人体の影響に対して気になっているにもかかわらず、見た目や値段などで食品を購入してしまっているのではないでしょうか?無知であることが一番怖いことです。少しでも農薬の危険性や人体への影響を知ることから始めることが大切です。

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農薬はすべて危険性はある

いきなり脅かすつもりはありませんが、前提条件として農薬はすべて危険性はあります。そもそも農薬は、農作物から昆虫、ねずみ、ダニなど害虫を除去したり、守るために使われているため当然だと言えるでしょう。

そのため農薬を多く浴びれば、人体に対して多大な影響があり、最悪亡くなることもあることもあります。実際に毎年農薬による事故で100人程度が亡くなっています。ただし農薬を多く扱うのは、一般消費者というよりは生産者である農家であり、農薬に関する事故は生産者側のほうが多いのです。

普段食品に使われている農薬は、人体に直接大きな影響を与えるほど使われているわけではありません。そのため農薬に対して過度に恐れる必要はありません。しかし農薬はやはり危険性のあるものですから農薬を多く使われている食品を普段から食べ続けることに対して人体に対して悪影響がないかと言えば疑問視せざるをえないでしょう。

ネオニコチノイド系農薬の問題

さらに最近問題視されているのが、近年使われるようになっているネオニコチノイド系農薬の問題です。今まで使われていた従来の有機リン系農薬と比較して安全性が高いと言われていますが、人体への影響が懸念されています。

ミツバチ大量減少の問題

そのきっかけのひとつになったのが1990年代から世界のあらゆるところでミツバチの大量減少への報告です。ネオニコチノイド系農薬は1990年代から使用されるようになり、ミツバチの大量減少と直接影響があると言われているのです。

実際にネオニコチノイド系農薬への対応は取られており、ネオニコチノイド系農薬(イミダクロプリド、チアメトキサム、クロチアニジン)は、ヨーロッパ各国では原則として使用禁止されるようになっています。

人体への影響

ネオニコチノイド系農薬は、ミツバチなどの昆虫だけではなく、人体特に脳に関する悪影響が懸念されています。とりわけ脳が未発達である子供への影響が問題になっています

実際に群馬県の青山内科小児科医院の青山美子医師によるとネオニコチノイド系農薬が使われている国産果物や茶飲料を連日摂取した後に、頭痛、倦怠感、手指の震えなど体調不良を訴える患者が増加したという研究結果を発表している。

除去するのが難しい

ネオニコチノイド系農薬のさらにやっかいなところは、除去するのが難しいところにあります。ネオニコチノイドは、水溶性なので、水で洗ったり、加熱処理しても完全に洗い流すことができないのです。

そのためネオニコチノイド系農薬を避けるためには食べる頻度を減らすかネオニコチノイド系農薬を使われていない食品に切り替える必要があるのです。ただしスーパーなどで売られている食品の多くにネオニコチノイド系農薬は使われていますから避けるためには、有機野菜スーパーや有機野菜の宅配サービスを使うことをお勧めします。

日本での規制が特にない

ヨーロッパ各国ではネオニコチノイド系農薬の使用を禁止するなどさまざまな規制が行われています。一方でネオニコチノイド系農薬がこれだけ大きな問題になっているのも関わらず、残念ながら日本での規制が特にないのが現状です。

さらに2015年5月19日厚生労働省は、ネオニコチノイド系農薬の食品残留基準(ほうれん草は従来の13倍に引き上げ)を緩和を決定したのです。これだけ規制を緩和した国は珍しく世界各国の科学者から批判を浴びています。

まとめ

農薬の危険性と人体への影響に関して過度に恐れる必要はありません。しかし農薬が多く使われている食品をずっと食べ続ける影響やネオニコチノイド系農薬の問題を考えると安全な食品をもっと慎重に選ぶ必要があるでしょう。特にネオニコチノイド系農薬は小さなお子さんには大きな影響があるのではないかと言われているので要注意です。

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